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氏自身が指導案を書いているとき「こんなのがあるといいな」と思ったり、子どもがパソコン操作をしているときに困ったことがあったりすると、それがソフトになるのだという。また、同僚たちが困っていることがあったら、それもソフト開発のヒントやきっかけになるそうだ。
だからもちろん、授業や学校生活の中で役に立つものばかり。広く使ってもらいたくて無料で配布しているとのこと。ありがたい話である。
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『コンピュータアプリケーションの開発&実践(情報教育)』トップページ。
ダウンロードできる教材・ソフトは、ベータ版を含め20種(2005年10月現在)
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「○○ができるソフト」という説明のみで、あとは「ダウンロードする」というボタンがあるだけのサイトも多いが、渡邊氏のサイトでは、通常ダウンロードしてからでないと読めない「Read
Me」があらかじめ読めたり、画像入りの「使い方」が見られたりするソフトが多いので、ダウンロード前に概要が実によく分かる。
「いきなりのダウンロードはちょっと不安」という人も多いだろうが、じっくり検討できる点が非常に親切だ。
■一般ユーザからの反響も
ただでさえ忙しい教職の傍らソフトを開発・配布しているとなると、サポートはどうしているのだろう? ダウンロードした人から、「使い方が分からない」等のSOSメールが来ることも多いのでは?
と思いきや、これまで、使い方が分からないという質問はないそうだ。つまり、渡邊氏の開発するソフトは、使いやすい・分かりやすいものだということ。
質問やSOSではなく、バグ報告なら時おりあるそうで、「貴重な報告と感じています」。
その場合は、早急に対応を練り、改善し、対応策とお礼をメールで返信するそう。
言うまでもないが、バグ報告ばかりが渡邊氏のもとに届くわけではない。
メールアカウントの設定なしにネットワークコミュニケーションができる「くらすナビ」を使った実践例を学校のサイトで紹介しているという報告や、「たくさんいんさつ」を使っているという一般の(教員ではない)ユーザからのメールなど、嬉しい連絡も多いのだ。
「たくさんいんさつ」は確かに、教育現場に限らずどんなシーンでも役に立つ。
欲しい画像を選んで印刷できるだけでなく、動画の中の欲しいコマだけをキャプチャして印刷することもできるのだ。
旅先やパーティなどで撮りまくった写真や動画の中から傑作選を印刷して仲間内で回覧する、なんてときにとても便利。
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「たくさんいんさつ」の操作方法説明のページ。ドラッグ&ドロップして印刷ボタンを押すだけだ |
サイトで公開しているソフトは、氏が教室で使用して、良かったものだけだけで、実際には2〜3倍の数のソフトを開発しているという。
公開していないのは、自身の勤務校専用のFTPや名簿処理などのソフト。だが最近では、「こういうソフトがあれば役に立つな」と思ってプランを練ったものは、広汎な使用に耐えうることが多くなってきたため、開発したものはほぼ全て公開しているとか。
■調べ学習用コンテンツや実践例も要チェック
渡邊靖之氏がサイトで公開しているのは開発したソフトだけではない。
学習に役立つデジタルコンテンツ「天動説と地動説」「はじめての豆電球」なども見ておきたい。
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調べ学習用デジタルコンテンツ「天動説と地動説」から「天動説」のページ |
また、トップページ下方に、氏の以前のWebサイト2つ――『情報教育の理論と実践』( http://www.page.sannet.ne.jp/bbob/index1.html
)、『ボブの本棚』( http://www.page.sannet.ne.jp/bbob/index2.htm
)――へのリンクがあるので、こちらも要チェック。ともに、PCを使った学習の実践例や情報教育についての氏自身の理論や考察が読める。
渡邊氏が次にどんなソフトや実践例を公開してくれるか、楽しみだ。
つづく
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