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提案7:
校外学習に行こう
PCを使って、遠足、修学旅行、合宿等の事前事後学習をします。
第4章 報告書を作ろう
§2 提出するレポートを作ろう
■提出≠紙
今回は、紙以外のメディアでレポートを作成しましょう。
紙に書いたもの、PCで作ってプリントアウトしたものではなく、メール、文書作成ソフト、スライド作成ソフトなどで作り、ネットワーク経由で提出します。
最終的には、先生は採点などのために印刷することになるかもしれませんが、生徒には紙は使わせません。
ブラウザ上での見た目も考えながら作成してもらいましょう。
■メールで
メール本文をそのままレポートとして作成します。
今回はhtmlメールでもいいかもしれません。長くなるようなら数回に分けて提出(送信)しましょう。
レポートには写真も必要なので、ただでさえ重いhtmlがさらに重くなることを説明し、編集は適度にするよう指導します。
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| htmlメールで作成したレポート例の一部。写真を載せたり、字の色を変えたりできるので、楽しくて見やすいメールができる(画面をClickすると拡大できます。)
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■スライドで
Microsoft PowerPointでスライド形式のレポートを作成するのもいい勉強になります。
言うまでもありませんが、レポートとしてスライドを作る場合、前回の発表用スライドと違い、内容はきっちり書きます。
また、スライドですので、ひとつの話題が1ページ内で完結するようにまとめなければなりません。
長くなるようなら、いくつかの章に分け、1章1ページで書きます。
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| PowerPointで作成したレポート例の一部。ページごとに手分けして作り、最後にひとつのスライドとしてまとめる(画面をClickすると、スライドデータを見ることができます。)
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・表紙
表紙はマリモ班全員で話し合って作りました。
ここでは便宜上、全員同じ顔写真になっていますが、実際にはもちろん、それぞれの顔写真を掲載します。
・本文
前回と同様、レイアウトは全体を通じて同じにします。完全なフォーマットを作る必要はありませんが、左上の校章、左のメニュー、右上の作成者名(ここでは「東京都立辺留府高校 2年マリモ班」)、下部のコピーライトは、配置が共通になっています。
2ページ目以降は、完成した表紙を複製し、メインになる部分だけ書き換えて作ればよいのです。
マリモ班では、全員で表紙を作り、あとは各自その表紙をデータで持ち帰り、それをもとに各担当ページを作成しました。
〆切を設け、当日、できあがったページを持ち寄って、ひとつのスライドにまとめます。持ち寄りの方法は、CD-ROMだったり、USBだったり、メールに添付して学校のPCに送っておいたりと、いろいろでした。
「挿入」→「ファイルからスライド」で「スライドファインダ」が開きますので、ここの「参照」をクリックすれば、どのメディアからでも読み取れますが、一度作業用フォルダに全部まとめて挿入したほうが簡単かもしれませんね。
さて、前回、上映用スライドについてのお話をしましたが、そこで、「手元に配布する資料はもっと詳しく。それについては次回改めて……」としました。
今回、ここで作るスライドレポートが、実は発表時の配布用資料に流用できるのです。
1ページ1章という作り方は、配布用資料としてとても便利ですので、ぜひこの作り方に慣れておいてくださいね。
■文書で
レポートですから、最適なのはもちろん文書作成ソフトです。
メールレポートと違って、画像の重さを考える必要もありませんし、スライドレポートと違って、1ページに掲載する文章の量を計算する必要もありません。
MicrosoftWordを使った文書作成の例は、今までにもたくさん挙げてきましたので、ここでは特に詳しく触れないことにします。
■提出する
提出はネットワーク経由で行います。
・メール
そのまま先生宛てに送信しますが、できあがったらすぐ送るのではなく、まず自分宛てにテスト送信しましょう。
受信にあまりに時間がかかるのは内容が重い証拠ですから、調整します。
テスト送信と調整を繰り返し、「これぐらいなら大丈夫かな」という量まで軽くなったら、そのときに初めて提出しましょう。
・スライド、文書
メールに添付したり、校内LAN経由で先生が作成した提出用フォルダに格納したりして提出します。
どの場合も、圧縮するようにしてみましょう。
先生はひとつひとつ解凍しなければならないので手間がかかりますが、生徒たちは新しい技術を身につけるチャンスです。
■終わりに
修学旅行という校外学習を例に、辺留府高校マリモ班という架空の女子生徒たちが、PCを使った事前・事後学習をどのように進めたかをご紹介しました。
修学旅行でなく、遠足や合宿、移動教室でもできることですので、どうぞ試してみてください。
今回ご紹介した学習をすべてやる必要はありませんので、生徒さん方の適性や能力、学校の状況に応じて、いろいろ応用してくださいね。
※ 例としてあげたレポートの中で使用した画像は、人物画・校章を除き、以下のサイトで公開されているものです。
EyesPic - フリー画像素材
http://eyes-art.com/pic/
また、画像はイメージとして掲載したものであり、実在の建築物・場所とは関係ありません。
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つづく
■大日本図書(株)による企画・編集/先生のための情報科の副教材
―高等学校「情報科」(A・B・C)の内容を網羅したソフトウェア集―
●”高校の情報科のための授業ネタ”は、毎月、第2週・第4週の金曜日にシリーズで掲載(隔週掲載)されます。
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